2日午前、ホーチミン市で、ファム・ミン・チン首相は「南部重点経済地域調整コーディネーター評議会第6回会合および、実施に関する「ホーチミン市の開発特別政策・メカニズムに関する第15期国会の決議第98号の指導委員会」第4回会議に出席しました。
会合で、チン首相は、ホーチミン市を含め、南部地域調整コーディネーター評議会が制度を見直し、それに基づいて、この地域の開発に関する制度を完成させる必要があると指摘しました。また財務省に対し、科学的かつ現実的な根拠をもとに地域計画・地方計画の統合的な見直しを行い、国家の全体的発展に適合した新たな成長の枠組みを構築するよう求めました。さらに、公共投資を軸とした官民連携による資源動員、多様な経済セクターの積極的な参画が重要であるとの認識を示しました。
決議第98号の実施に関しては、ホーチミン市がより高い決意、より大きな努力、そしてより果敢な行動をもって取り組むことを求め、特別政策を効果的に活用するよう提案しました。チン首相は次のように述べました。
(テープ)
「ホーチミン市は第一に、デジタル変革、科学技術の開発・応用、スタートアップの促進、イノベーション、そしてスマートシティの構築において先頭に立つこと。第二に、持続可能な発展と結びついた先端産業・グリーンテクノロジーへの投資誘致において先頭に立つこと。第三に、高い付加価値の金融、サービス、観光、そして海洋経済の発展において先頭に立つこと。第四に、重点分野における高度人材・専門家の育成と確保において先頭に立つこと。そして第五に、社会政策および社会保障の実施において先頭に立つという五つの分野で全国をリードすべきです」
(VOVWORLD)